デスクワーク職場で起こりやすい身体不調と対策まとめ|健康経営・福利厚生

パソコン作業を中心としたデスクワークが当たり前となった現代の職場では、肩こり・腰痛・眼精疲労・頭痛・足のむくみといった身体不調を抱える従業員が年々増加しています。

これらの不調は一見すると「個人の体調問題」に見えがちですが、実際には作業姿勢、長時間同一姿勢、運動不足、VDT作業環境など、職場環境そのものが原因となっているケースが少なくありません
さらに、不調を我慢したまま働く状態は「プレゼンティーズム」を引き起こし、生産性低下や集中力の低下、離職リスクの増大にもつながります。

本記事では、デスクワーク職場で特に起こりやすい代表的な身体不調を整理し、それぞれの原因と職場で実践できる予防・対策を分かりやすく解説します。
あわせて、企業として取り組むべき健康施策の考え方についても触れていきます。

デスクワーク職場で身体不調が起こりやすい理由

デスクワーク中心の業務では、以下のような特徴が重なります。

  • 長時間の同一姿勢(座りっぱなし)
  • 前かがみ・猫背になりやすい姿勢
  • パソコン・スマートフォンの長時間使用
  • 運動量の不足
  • 目・首・肩・腰への局所的な負担

これらが積み重なることで、筋肉の緊張や血流不良、自律神経の乱れが生じ、慢性的な不調へと発展していきます。
次章からは、特に多く見られる5つの不調について詳しく見ていきましょう。

VDT(情報機器)作業対策については、以下の記事でより詳しく解説しています。

VDT作業(情報機器作業)の予防・対策|職場の健康管理ガイド

パソコン等の情報機器を使用して行う作業における労働衛生管理については、平成14年に作成された「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」により、関係事業場…

1. 肩こり|デスクワーク不調の代表例

肩こりが起こる主な原因

デスクワークにおける肩こりの多くは、首から肩、背中にかけての筋肉が長時間緊張し続けることが原因です。

  • 画面をのぞき込む前傾姿勢
  • 肘や腕を支えない作業姿勢
  • キーボード・マウス操作の繰り返し
  • 運動不足による血流低下

特に、無意識のうちに肩をすくめた状態が続くことで、筋肉が硬くなり、慢性的な肩こりへとつながります。

職場でできる肩こり対策

  • イス・机・モニター高さの見直し
  • 肘を支えるアームレストの活用
  • 1時間に1回の軽いストレッチ
  • 首・肩周りの血流を促すケア

肩こり対策については、以下の記事でより詳しく解説しています。

職場の肩こり対策ガイド|原因・予防法と実践セルフケア(健康経営担当者向け)

「肩こり(頚肩腕症候群)」といえば、慢性的な痛みの代表的なもので、職場やプライベートにおいて身近で、首~肩を揉んだり叩いたり、グルグル回している人を多く見かけ…

2. 腰痛|「座りっぱなし」が招くリスク

デスクワーク腰痛の特徴

デスクワークによる腰痛は、重い物を持ったわけでもないのに痛くなるという特徴があります。

  • 骨盤が後ろに倒れた姿勢
  • 背中を丸めたままの長時間作業
  • 腹筋・背筋の筋力低下
  • 座面が合っていないイスの使用

これらが重なることで腰椎や周囲の筋肉に負担がかかり、慢性腰痛につながります。

職場でできる腰痛対策

  • 骨盤を立てやすいイス・クッションの使用
  • 足裏が床につく座面調整
  • 立ち上がって体を動かす時間を確保
  • 腰部の筋緊張を和らげるケア

腰痛対策については、以下の記事でより詳しく解説しています。

【企業向け】職場の腰痛 予防・対策ガイド|原因・ストレッチ・取り組み方法|安全衛生と健康経営の実践

職場での腰痛を予防しましょう! Back pain prevention 腰痛は、休業4日以上の職業性疾病(労働災害)の約6割を占めるています。厚生労働省では「職場における腰痛予防…

3. 眼精疲労|VDT作業と切っても切れない不調

眼精疲労が起こる仕組み

パソコンやスマートフォンを長時間見続けることで、

  • まばたきの回数減少
  • ピント調節筋の酷使
  • 画面の明るさ・反射による刺激

といった負担が目にかかり、目の疲れだけでなく、肩こりや頭痛を併発するケースも多く見られます。

職場でできる眼精疲労対策

  • 画面と目の距離を40cm以上確保
  • 1時間に1回、遠くを見る習慣
  • 画面の明るさ・文字サイズ調整
  • 首・肩周りの緊張を同時にケア

眼精疲労(目の疲れ)対策については、以下の記事でより詳しく解説しています。

【職場向け】眼精疲労(目の疲れ)を防ぐ方法|職場での予防法・影響・健康経営の取り組み【経営者・人事向け】

デジタル化が進む現代の職場では、多くの従業員がパソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスを長時間使用しています。これに伴い、眼精疲労(目の疲れ)は、日…

4. 頭痛|デスクワーク不調が引き金になるケースも多い

デスクワークと頭痛の関係

職場で訴えが多い頭痛の多くは、緊張型頭痛と呼ばれるタイプです。
これは、首・肩・背中の筋肉が緊張し、血流が悪くなることで起こります。

デスクワーク環境では以下の要因が重なりやすくなります。

  • 長時間の前かがみ姿勢
  • 首・肩の慢性的なこり
  • 眼精疲労の蓄積
  • 精神的ストレスや集中状態の持続

その結果、「午後になると頭が重い」「仕事が終わる頃にズキズキする」といった症状が現れやすくなります。

職場でできる頭痛対策

  • 首・肩・背中の筋緊張を和らげる
  • 作業姿勢・モニター配置の見直し
  • 適度な休憩とリフレッシュ時間の確保
  • 身体ケアによる血流改善

頭痛対策については、以下の記事でより詳しく解説しています。

職場の頭痛の予防・対策|健康経営担当者向け|従業員の生産性と健康維持

頭痛に悩まされている方で、職場や家庭での理解が得られず辛い思いをされている方もいるのではないでしょうか? 怪我をしていたり発熱したり、外見や体温などの数値ではっ…

5. 足のむくみ・だるさ|座りっぱなしが生む下半身トラブル

足のむくみが起こる原因

デスクワークでは、長時間座ったままになることで下半身の血流やリンパの流れが滞りやすくなります。

特に次のような状況は注意が必要です。

  • 足をほとんど動かさない
  • 膝裏が圧迫される座り方
  • 冷房による冷え
  • 運動不足

これにより、足のむくみやだるさ、重さを感じやすくなり、夕方になると疲労感が一気に増します。

職場でできるむくみ対策

  • 足首・ふくらはぎを動かす軽運動
  • 膝裏を圧迫しない座面調整
  • 冷え対策(空調・服装)
  • 下半身の血流を促すケア

足のむくみ・だるさ対策については、以下の記事でより詳しく解説しています。

職場の足のむくみ・だるさ予防対策ガイド|原因・改善方法(ストレッチ・セルフケア)を徹底解説

職場では、長時間同じ姿勢を保つことや止まったままの体勢が続くことが原因で、足のむくみやだるさを感じる人が増えています。 これらの痛みや不調は、個人の健康への影響…

国家資格者が職場に訪問し、デスクワーク職場で起こりやすい従業員の不調をまとめてケアします。

複数の不調を同時に抱えるリスクに注意

デスクワーク職場では、肩こりだけ・腰痛だけといった単独の不調よりも、

  • 肩こり+眼精疲労
  • 肩こり+頭痛
  • 腰痛+足のむくみ

といったように、複数の不調を同時に抱えるケースが非常に多いのが特徴です。

これは、原因が個々に独立しているのではなく、

  • 姿勢の崩れ
  • 血流不良
  • 筋緊張の連鎖
  • 疲労の蓄積

といった共通の要因から発生しているためです。
そのため、ストレッチや休憩などの個人努力だけでは、改善が追いつかないケースも少なくありません。

個人任せにしない「企業としての健康対策」が重要

これらの身体不調を放置すると、以下のような問題につながります。

  • 集中力・作業効率の低下
  • ミスや事故リスクの増加
  • 欠勤・休職の増加
  • 離職率の上昇

いわゆるプレゼンティーズム(不調を抱えたまま働く状態)は、企業にとって見えにくいコストとなります。

そのため近年では、「健康経営の一環として」「福利厚生施策として」「働きやすい職場環境づくりの一環として」職場で受けられる身体ケア(はりきゅう・マッサージ)を導入する企業が増えています。

職場でまとめてケアできる選択肢としての「働く治療室」

働く治療室-オフィスマッサージー企業マッサージ

デスクワーク職場の不調対策、まずはご相談ください

「働く治療室」は、デスクワーク職場で起こりやすい肩こり・腰痛・眼精疲労・頭痛・足のむくみといった不調に対し、国家資格者が職場に訪問して施術を行う企業向けサービスです。

個々の症状に対応するだけでなく、「従業員の負担軽減」「集中力・生産性の維持」「健康経営の推進」「福利厚生の充実」といった観点からも、多くの企業に選ばれています。

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※企業規模や職場環境に応じた導入相談を承っています。まずは情報収集として、お気軽にご確認ください。

まとめ

デスクワーク職場では、肩こり・腰痛・眼精疲労・頭痛・足のむくみといった身体不調が起こりやすく、これらは作業姿勢や長時間同一姿勢、VDT作業環境など、職場要因が大きく関係しています。

これらの不調を放置すると、集中力や生産性の低下、プレゼンティーズムの発生、離職リスクの増加など、企業経営にも影響を及ぼしかねません。
個人のセルフケアだけに頼るのではなく、企業として職場環境の改善や健康施策に取り組むことが重要です。

職場で受けられるはりきゅう・マッサージサービスは、複数の不調を同時にケアできる実践的な選択肢として、健康経営や福利厚生の観点からも有効な手段といえるでしょう。

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